ひき逃げ事故の検挙率、発生件数などの実際の数値について

 

ひき逃げ事故の検挙率について

事故の種類によって異なる検挙率

死亡事故の検挙率は95%オーバー

ひき逃げ事故は、まず逃げられない高い検挙率と言われていますが、実は被害者の状況によって検挙率はずいぶん違ってきています。

死亡ひき逃げ事故など悪質な犯罪なものについては、平成27年では検挙率は95.3%となっていますが、被害者が軽傷であるものについては56.1%にとどまり、4割以上の方は検挙されていないことになります。

出典:(警察庁・犯罪白書H28より)

全体では6割弱の検挙率

平成27年の統計から全体の検挙率を予測してみると、58.1%になります。

この検挙件数には昨年度以前の発生事件も含まれるため、死亡事故などは100%を超えてしまう年度もあるようです。

検挙率は年々上がっている傾向

ひき逃げ事故の件数は平成16年をピークに年々減少傾向にあり、件数減少にともなって検挙率もどんどん上がってきています。

死亡事故での検挙率が過去20年以上にわたり、高い検挙率を維持し続けていることから、犯人が上手に逃げているのではなく、軽傷事故の犯罪件数が多すぎて、警察の手が回らなかっただけと思われます。

また最近ではコンビニエンスストアやガソリンスタンド以外でも、マンションや工場、会社などのセキュリティ監視システムが充実してきており、防犯カメラの普及率はあがってきています。

そしてタクシーを中心にドライブレコーダーの搭載率もかなり上がってきているため、ひき逃げ事故があった場合には、かなりの確率で証拠映像が警察に情報提供がされる時代になりました。

今後もますます検挙率が高まるものと思われます。

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