交通事故の交通刑務所とは?

交通刑務所とは

交通刑務所は、交通事故を起こしたり、悪質な道路交通法違反などで、懲役刑や禁錮刑などの自由刑の判決を受けた受刑者が収容される矯正施設のことです。

法律上定義されているものではありませんが、交通事故に係る受刑者を専門に受け入れている市原刑務所や、交通事故犯や犯罪傾向の低い受刑者を収容している加古川刑務所などが交通刑務所といわれていて、全国に2か所しかありません。

普通の刑務所とプログラムが違う交通刑務所

交通刑務所は、懲役刑を受けた受刑者は一般の刑務所と同様に刑務作業も行いますが、交通安全や交通法令に関する指導・断酒に関する指導など、「交通安全」に関する指導・教育が行われる特徴があります。

また刑務所は、雑居房から独房に移りますが、交通刑務所の場合は逆の流れになり、最初に3畳程度の独居房に入り、刑期の3分の1を終えた受刑者は、開放寮と呼ばれる大部屋に移り、集団生活を送ることで社会環境に近づけるということになります。

刑務所内の供養施設

市原刑務所内の「つぐないの碑」は、交通事故被害者の供養する碑で、受刑者は毎日参拝し、刻まれた碑文を唱和しています。

出典:www.moj.go.jp

刑務所としては緩い施設の特徴

交通刑務所は、脱走を防ぐための分厚く高いコンクリートなどの壁はなく、大人の背丈ほどの金網があるくらいで、房に鍵もなく、窓には鉄格子もありません。

所内には教習コースがあり、仮免許まで取得することができるようです。

娯楽室や図書室での私語は禁止されていますが、一般の刑務所と比べると受刑生活は緩めになっているようです。

この交通刑務所の規則の緩さは、重大事故であっても、その原因が過失によるものであることが多いためのようです。

交通刑務所に入れない方もいる

前科がなく、心身に著しい障害がないことや、交通事故の初犯であることなどの条件を満たしていないと、交通刑務所に入る事はできず、通常の刑務所に服役することになります。

最近では過剰収容の影響もあり、交通事犯であっても一般の刑務所に送られる方が増えているようです。

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