飲酒運転した同僚の車に同乗した男性に対する懲戒免職処分が無効とされた判例 千葉地裁の阪本勝裁判長

飲酒運転の車に同乗した地方公務員の処分についての判例

千葉地裁 平成29年10月31日判例

飲酒運転に同乗した地方公務員に対する懲戒免職処分について、無効とする判例

裁判の内容について

平成27年4月、千葉県南房総市白浜町白浜の市道で、2人は同僚9人と南房総市の宿泊施設を訪れ、飲酒した後に同僚職員が男性を乗せて車を運転し、民家のブロック塀に衝突する事故を起こしました。

千葉市は酒を飲んで車を運転した同僚職員の乗用車に同乗していたとして、同年6月に同乗していた千葉市職員を懲戒免職処分としましたが、20代の男性職員は処分が重すぎるとして処分の無効を求め、訴訟した事件です。

千葉地裁の阪本勝裁判長は、「飲酒運転をした職員と同一の処分を適用するのではなく、準じた処分を選択・検討すべきで処分は重すぎる」などと指摘し、懲戒免職ではなく停職処分にとどめるべきだったとして、市の処分の取り消しを命じる判決を言い渡した。

千葉市の山元隆司総務部長は「今後の対応については、判決内容を検討した上で決定したい」とコメントしている。

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