過失割合の合計が100にならない裏技 90:0などってどういう意味?

合計が100にならない過失割合

過失割合を決める上で時々、90:0とか80:0とか合計値が100にならない結論があります。

これは、どういう意味かというと具体例で説明します。

追突事故があり、後ろから追突してきた運転手が謝りながら出てきて過失100%の事故になると思われた交通事故ですが、保険会社が出てきて実は追突時には停車中に車両ではなく、あなたも少し動いていたというような話になり、90:10の過失割合の交渉がスタートしたとします。

この貴方も少し動いていた、10%の過失があるという話になると示談交渉は長引き、大変面倒な話にもなりますが、停車中の追突事故に後になって言いがかりをつけられては妥協したくないという感情にもなります。

こうなると選択肢として「裁判をする」という方法もありますが時間も費用もかかることからできれば避けたい。

こういうケースの場合に落としどころとして出てくるのが「90:0」という合計が100にならない過失割合です。

 

90:0の過失割合って どういうこと?

90:10の過失割合では、被害者側にも加害者の損害について10%の賠償責任を負う事になります。

保険を使うと持ち出しはありませんが、中途半端な損害賠償で今後の保険料が増加するなんて自分は悪くないのに認めたくありません。

加害者側は「ごね得」作戦に出たいるため一歩も引く対応を見せてこないのですが、ある交通事故に強い弁護士が生み出したテクニックが90:0という過失割合です。

現場検証の後に加害者側がごねられて被害者の損害賠償については90%までしか補償されませんが、被害者側は加害者の損害に対しては一切損害賠償に応じないという落としどころで、被害者側の感情を損ねずに加害者側の要求も通すことができるというものです。

最初から90:0で交渉されることはありませんが、示談が難航する際には落としどころとして90:0というものがあるのを知っておくと役に立ちます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください