自動車どうしの追突事故の過失割合

自動車どうしの追突事故の過失割合について

追突事故の基本過失割合

止まっている車両に追突した事故では、ぶつけた方の過失が100%となります。

前方の車両が急ブレーキを踏んで、後続車が止まれ切れない場合においても、安全確保のため前方の車両が止まったところに追突した場合には過失は追突側が100%過失されます。

これはドライバーには道路交通法で「車間距離の保持義務」がありというものがあり、万が一前方の車が急ブレーキをかけて停車した場合でも、追突しないための十分な車間距離を空ける必要があるためです。

そのため冬道で凍った道路で前方車両が急ブレーキをかけて停車したところに追突しても過失割合は後続車が原則として悪いことになります。

追突でも前方の車両に過失割合がつくことがある。

理由なき急ブレーキの場合

実際にあった事故で、走行中に『冬道でブレーキをかけたら、どのくらいスリップするのかの実験』をしようとした車がいて、公道で突然スリップテストを実施したところ、後続車が止まり切れずに追突した事故がありました。

常識的に考えても、ブレーキを踏んだ方が悪いと思われる事故ですが、急ブレーキをかけた自動車の過失は20%となり、追突した側は80%の過失となっています。

止まってた車に追突した場合で、追突した方が悪くないケース

道路交通法では、後続車に十分な車間距離を取る必要があり、止まってた車に追突した場合には、追突側が悪くなるのですが、高速道路では事情が変わります。

高速道路では、走行車線で止まっている車は、違反行為であり、故障やパンクなどでやむを得ない場合には路肩に移動してハザートランプやトランクを開けるなど適切な処置が求められます。

また渋滞で走行車線上で停まる場合には、やはりハザートを点灯させ、車が進んでいないことを後続車に連絡する必要があります。

この処置をせずに停車している場合には、たとえ追突事故でも停車している側に過失がつきます。

前方車両に著しい過失などがあった場合

停車した前方車両に追突した場合には、基本的に追突側が悪いのですが、前方車両に著し過失がある場合には話は違ってきます。

具体的には免停中の運転、無免許運転、飲酒運転などです。

また、これ以外にも夜間や吹雪などの視界の悪い状態にライトを消していたり、ハザードなどの停止を知らせる適切な処置をしていなかった場合などがあります。

この場合にも、止まっていた車両には過失が認められます。

高速道路での例外

高速道路上では基本的には高速で走行することが前提であり、最低速度の制限も設けられています。

そのため、高速道路での急ブレーキについては、基本過失割合は五分五分になります。

【急ブレーキをかけた車両 50% : 追突した後続車両 50%】

高速道路上での急ブレーキ、落下物が原因での事故の過失割合

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