横断歩道を渡らないで交通事故にあった場合の過失割合

すぐ近くに横断歩道や歩道橋などがあるにも関わらず、横断歩道を無視して、道路を横断する方は少なくありません。

通常、自動車側に過失がある場合であっても、交通ルールをきちんと守っていない場合には被害者にも過失が生じることになります。

横断歩道の近くの事故の方が被害者の過失は大きくなってしまいます。

信号機のない車道を横断する場合の基本過失割合

信号機のない道路での事故における基本過失割合は、次の4つのパターンがあります。

この基本過失割合に事故特有の過失調整を加えて最終的な過失割を決める事になります。

※別冊判例タイムズ16号77頁、91頁より引用

1.横断歩道上(自動車100%)

本来、渡るべき横断歩道を渡っていた場合には、被害者に過失は生じません。

また横断歩道から1~2mまでの距離や横断歩道上に停止車両があった場合などでは横断歩道上と同じ取り扱いとなります。

 

2.横断歩道付近(自動車70%)

横断歩道付近といっても、その範囲は意外に広く、片側2車線以上で、交通量が多く、高速で車が走行しているような危険な場所では、横断歩道からの40~50m以内とされています。

それ以外の車道の場合においても、横断歩道からの20~30m以内とされるため、意外と広範囲になります。

 

3.横断歩道のない交差点又はその近くの場所(自動車70%)

交差点の直近とは、幅員の広い道路でも、交差点から10m以内の場所とされています。

 

4.交差点でなく横断歩道もない場所(自動車80%)

直線道路で、横断歩道もない場所になります。

調整項目

過失割合には調整項目があり、横断者が児童や高齢者などだった場合や夜間など車側からの発見が困難であるなど事故特有の調整がある場合には過失割合に調整が入ります。

また状況だけなく自動車側にも、わき見運転やスピード超過などの違反があった場合にも調整が入ります。

住宅街での交通事故の特記事項

 

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