道路で倒れていた人をはねてしまった場合の過失割合 (路上横臥ろじょうおうが)

道路で寝ていた人をはねてしまった場合の過失割合

酔って道路で寝ていた人をはねてしまったり、具合が悪くなって道路で倒れている人をはねてしまう交通事故があります。

このような酒酔いや急病等で路上に寝転がることを路上横臥(ろじょうおうが)と呼びます。

酔って道路で寝ている場合には夜間であることが多く、見通し側悪い中で道路で倒れていて動かなければ、自動車にとって発見するのがとても困難なものになります。

この場合の交通事故では、路上で寝ていた方にも大きな過失が認められることになります。

路上横臥の過失割合について

夜間道路で寝ていた(倒れていた)場合の被害者の過失割合

路上横臥の過失割合 ・・・ 50%

日中道路で寝ていた(倒れていた)場合の過失割は以下のとおりです。

路上横臥の過失割合・・・30%

路上横臥の過失割合の調整項目

昼間、夜間を問わず、路上横臥の過失割合には以下の調整が入ります。

児童・高齢者 :▲10%
幼児・身体障碍者 :▲20%
住宅街での路上横臥:▲5%

 ※幼児は6歳未満、児童は6歳以上13歳未満、高齢者は65歳以上を指します。

路上横臥の交通事故について

路上横臥は、少し古いですが、平成24年~平成26年の資料では350~400件程度発生しており、平均すると毎日1人程度は日本のどこかの道路で倒れていて、交通事故にあっている計算にななります。路上横臥では飲酒して道路で寝ているケースが多く、全体の60%前後を占めています。そのため80%は夜間の道路で寝ていたり、倒れていたりする交通事故になります。
※日中は発見しやすいのが事故にならない原因のひとつであるとは思います。

 

 

 

警察庁交通局配布資料:路上横臥者が関与した交通事故件数

路上横臥している人を夜間はねてしまった場合には、加害者の過失が例え下がったとしても、過失運転致死傷の罪には問われるため、本当に厳しいものがあります。
夜間の住宅街や飲み屋街の周囲では特に運転に気をつけて欲しいと思います。

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