テレマティクス保険とは?~自動車保険の用語

テレマティクス保険とは?~自動車保険の用語

テレマティクス保険とは、安全運転するほど安くなる保険を言います。

日本では、あまり聞かない保険ですが、欧米を中心に普及が進んでいる保険です。

テレマティクスとは、通信(Telecommunication)と情報工学(Informatics)の造語で自動車に通信システムを搭載し、運転情報をリアルタイムで取得してドライブ技術などの運転者情報や走行距離などを分析して、保険料を算出するものです。

 

通信で取得したデータから保険料が決まるシステム

テレマティクス保険の保険料算定には、走行距離連動型による「PAYD」と運転行動連動型と言われる「PHYD」の種類があります。

PAYDとは

Pay As You Driveの頭文字をとったもので、クルマに搭載されたカーナビゲーションから、スマートフォンを経由し車両運行情報を送信します。

このデータに基づき安全運転アドバイスや走行距離に基づいた保険料の算出等に活用します。

あいおいニッセイ同和損保の「つながる自動車保険」は、このシステムが導入されており、1km単位で保険料を算出できます。

またナビやスマホ等から365日24時間ワンタッチで専用デスクにつながり、交通事故や車のトラブルのサポートを受けられるようになっています。

PHYDとは

Pay How You Driveの略で、これは運転者の加速度や急ブレーキ、ハンドル操作など「危険運転度」が通信され、保険料の算定根拠にされるというもの。

急加速や急ブレーキなどの少ない安全運転をすることで保険料が安くなるシステムで、これを導入すると運転が丁寧になるという長所があります。

ソニー損保の「やさしい運転キャッシュバック型」は、ドライブカウンタと呼ばれる小型計測器で運転レベルを点数をつけ、そのスコアで保険料を割引してキャッシュバックするという商品です。

ドライブカウンターは設置すると5時間経過したところか測定を開始してスコアをつけてくれます。

割引の適用を受けるためには設置期間は180日以上必要であり、有効測定時間や走行距離など一定の条件をクリアする必要もあります。

 

テレマティクス保険はどんな人に有効なのか?

車の若い人や等級がまだ低い方には、かなり有効な割引になります。しかし運転が荒い人だと効果があまりないかもしれません。

高齢者や初心者など運転技術があまりない方には、あまり有効にならないようです。

 

テマティクス保険に期待されること

安全運転をすればするほど保険料が安くなるので、運転が穏やかになることが期待されます。

また事故時には現場情報が瞬時に伝わるため、山林などの場所や地理に明るくない場所での事故現場を正確に連絡することができます。

保険料の割引制度として走行距離を導入している場合には、超過しそうなときに連絡を入れる必要もなくなるかもしれません。

また安全運転では保険料以外にも燃費も安くなる傾向にあり、自動車のランニングコストの低下にも効果が期待できます。

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