自賠責保険上の運行供用者と運転者の意味

運行供用者とは?

明確な定義づけがないものですが、判例などの解釈によれば会社となります。

具体的に説明するのであれば、タクシーであれば運行供用者がタクシー会社、バスであればバス会社になります。

最高裁判所の判決では自賠法三条にいう『自己のために自動車を運行の用に供する者』とは自動車の使用についての支配権を有し,その使用により享受する利益が自己に帰属する者を意味すると判示しています。

用語の意味

自動車の使用についての支配権

車の所有権ではなく、支配権なので、運行スケジュールや運行指示を出すことが出せる者ということになります。

使用により享受する利益が自己に帰属する者

車を運行する事で売上が計上できる者という意味になります。

運転者とは

自動車を実際に運転している人を指します。

まとめ

自賠責保険の説明で良く用いられる「運行供用者」や「運転者」という言葉は、交通事故に遭遇した場合に”損害賠償請求されるもの”というニュアンスが近いかもしれません。

バスやタクシーなど営利目的で車を運行するための事業を営んでいるものについては、事故があった場合には運転手の過失のみが問題になるのではなく、管理義務などの責任を追及するためなのだと思います。

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