自転車の保険・個人賠償保険の内容について ~自転車保険の義務化の動き

自転車保険の内容とは

自転車の事故により生じる賠償金については、近年非常に注目され始めており、最近ではスピードが早い自転車が増え、歩行者との衝突での損害賠償も莫大な金額になるケースが増えてきています。

2017年10月1日からは、愛知県名古屋市では自転車事故の損害賠償保険への加入を市の条例で義務付けました。

事故の加害者が高額の損害賠償を求められる事例が続いており、被害者が十分な賠償金を受けられるよう保護することが大きな狙いであり、テレビCMなどを流して周知を図っています。

今後は、他の市町村でも同様な動きが出てくるかもしれません。

また義務付けられた市町村ではなくても、子供が自転車で高齢者をはねてしまい、莫大な損害賠償請求をされることもあるため、何らかの担保が必要だと思います。

自転車保険の保険料について

自転車保険の加入には、おおきく2種類あって、自転車保険としての加入する方法と、個人倍書保険として特約として加入するものです。

(1)自転車保険として加入する場合・・怪我の治療費は相手と自分

相手を死傷させたり、物を壊してしまった場合に保険金が支払われる「個人賠償責任補償」と、自分が怪我をした場合にも治療費が保険金で支払われる「傷害補償」がついたものになっていて、1億円くらいの補償であれば、保険料は、毎月800円(年間1万円弱)ほどで加入できます。

また保険商品によっては、弁護士費用や壊れた自転車を運んだりするロードサービスもついていたりします。

 

(2)個人賠償保険として加入する場合・・・怪我の治療費は相手のみ

自動車保険や火災保険など他の保険のオプションとして、「個人賠償責任補償」をつけることができ、この場合には1億円くらいの補償であれば保険料は、毎月100~200円ほどの負担増で済みます。

「傷害補償」について(自分の補償部分)

(1)傷害補償の対象の範囲について

自転車保険では、自転車の事故での自分のケガの治療費が支払われますが、オプションで自宅の階段で転倒したケガや公園で遊んでいて怪我をした場合などの日常生活のケガにも補償の範囲を広げる事ができます。

(2)傷害保険の補償の内容について

入院保険金

対象となる事故が原因で入院した場合に受け取れる保険金。

一般的には入院1日目から計算され上限は180日までとなります。

金額は1,000円から設定でき、各社の商品内容によります。

手術保険金

対象となる事故により死傷した場合に手術を受けた場合に支払われる保険金。

通院保険金

対象となる事故が原因による怪我の治療のために、通院した場合に受け取れる保険金

死亡・後遺傷害保険金

対象と事故により死亡、後遺障害が残った場合に支払われる保険金

「個人賠償責任補償」について(相手の補償部分)

個人賠償責任保険は、日常生活で他人に怪我をさせたり、持ちものを壊してしまった場合に法律上の賠償責任を負ったときに支払われる保険金です。

保険金額は5000万円~3億円くらいまでは多い感じがします。

自転車保険として加入した場合には、弁護士費用や示談代行サービスやロードサービスなど、自動車保険なみのサービスが付保された商品もあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA