バイクの転倒事故を保険金詐欺扱いし、保険金の支払いを拒否した事例
バイクの転倒事故を保険金詐欺扱いし、保険金の支払いを拒否した事例
自動車保険は、事故率が高いと保険金詐欺を疑ってくるのは良くありますが、被害者にとってこれほど辛いことはありません。
かなりの大怪我の事故であったにも関わらず保険金目的による故意による事故だと言われた事例がありました。
事故の概要について
事故の内容について
自動車保険はバイクに搭乗中の事故においても保険金が支払われるものです。
バイクで夜間を走行中に犬が飛び出してきたため転倒してしまい、運転手はバイクの下敷きになってしまいました。
その際、運転手は両足を骨折してしまい、動けないところにガソリンが流れ出し炎上したため、運転手は、かなりの大怪我を負ってしまいます。
退院後、自損事故として保険会社に5,000万円の保険金支払いを請求したところ保険会社は保険金の支払いを拒否しました。
保険会社の保険金支払い拒否の理由
この運転手は過去20年間に3回転倒事件を起こしているため、今回の事故も保険金を目的とした故意によるものと決めつけてきました。
「オイルタンクを満タンにして転倒時に漏れて炎上するようにあらかじめキャップを緩めておいた」という言い分でした。
保険会社の対応
この事故の結末
今回のこのケースは被害者が泣き寝入りの可能性が高いです。
示談したのかもしれませんが裁判でもしない限り保険会社は一度出した結論を覆しません。