病死や発作が原因の交通事故の自動車保険の支払いについて

車を運転中に突然意識を失い交通事故を起こすことがあります。

意識を失う原因には、病気や発作などがあり、コントロールを失った車が大事故につながるケースは少なくありません。

車を運転中に突然意識を失って事故を起こしてしまった場合の自動車保険の補償の取り扱いについてご紹介します。

 

運転中に意識を失ったことで、歩行者や車両に衝突した事故の場合

相手被害者には、対物賠償保険・対人賠償保険のいずれも利用することができます。

交通事故の場合には、被害者救済の観点から、飲酒運転や無免許運転などの場合においても、対人賠償・対物賠償保険で被害者の損害賠償請求に応じる事ができます。

事故の原因が、事故直前に病気などによって意識を失ったことであっても、これらの保険は利用することができます。

運転手や同乗者に対する補償について

自賠責保険について

運転手と車両所有者以外については自賠責保険を利用することができます。自賠責保険では、ケガの治療費として最大120万円、死亡の場合は最大3,000万円、後遺障害の場合は最大4,000万円が支払われます。

人身傷害補償保険について

結論からいうと保険金は支払われません。

人身傷害補償保険の免責事由の中に「被保険者の脳疾患・疾病または心神喪失によって生じた損害」については明確に免責としています。

 

搭乗者保険について

結論からいうと保険金は支払われません。搭乗者賠償保険の免責事由の中に「被保険者の脳疾患・疾病または心神喪失によって生じた損害」については明確に免責としています。

 

参考「人身傷害補償保険・搭乗者傷害で保険金が支払われない免責事由」

被保険者の故意または重大な過失によって生じた損害

箱乗りなどの異常かつ危険な方法で契約の車に搭乗中の方に生じた損害

被保険者が契約の車の所有者などから承諾を得ないで契約の車に搭乗中に生じた損害

被保険者の脳疾患・疾病または心神喪失によって生じた損害

無免許運転、麻薬などの影響で正常な運転ができないおそれのある状態での運転、酒気を帯びた状態での運転によって生じた損害

闘争行為、自殺行為、犯罪行為によって生じた損害 など

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